
本日、月曜で終了の
おりはらかずみ。展
この展覧会でおもしろいのは、今回の
開催趣旨。
作家活動を始めて、10年が経つので、来年(09年)にでも一旦、回顧展を
してみようかなという感じで開くことにしたそうだ。
これほど明確な「企画意図」をもって自分の作品を展示するの
は珍しい。
会場内の説明文章に書かれていたが
通っていたセツモードセミナーのセツ先生に、作品を褒められたときも、
(めったに褒めない方だそうです。)
choice展で村上隆から賞をもらったときも、どちらも一般受けしないもの、
だけど、そういった人からは評価されて、そういう状況に直面して
考えることが多々あったようだ。
会場配布の「おもいつき新聞」
若いころのテーマが「思いつき」と「思い切り」だという。
この辺りから来ているのか。
こちらには、今回の回顧展を機に、自分の創作活動、
その他を振り返ったことが書かれてあり、鑑賞する側も作家の視点と少し
近づいて、作品を観られる工夫がなされている。

そういったこと以外にも、ブログのノリで、
最近面白かったもの=「リカちゃん展」として、「最近のリカちゃんは
媚びててつまらん」や「リカには、理由あって離れて暮らす姉がおり、
少し複雑な家庭の模様」などの他、「病とか病院について」。
自分は、「(われわれは)長生きする前提で働いているけど」
がつぼにはまった。
ちなみに、、、
この週末は、天気もよく、賑わった。特に、土曜は盛況で、
作家談(10/18土曜日)
「100人もきてびっくり。プレゼントのチョコも90個
きり用意しなかった。
銀座でやったときは少なくてせっかくやったのに
さびしかった。
よいタイミングで背中を押してもらえてよかった。」