国立新美術館で開催中の、
「アヴァンギャルド・チャイナ―〈中国当代美術〉二十年―」
この担当学芸員による「解説会」にいった。
この「解説会」ということばがまず新鮮だが、中国現代アート
を表現する用語も、新鮮だ。
-シニカル・リアリズム
-ポリティカル・ポップ
など
1hにわたり、毛沢東時代のプロパガンダ系なアートから

現在までの中国現代アート史の解説を授業形式で
聞いて、そのあとの作品鑑賞がよりいっそう楽しめた。
その中でも、
馬 六明 (マ・リウミン) 1969生まれ
張 洹 (ジャン・ホアン) 1965生まれ
のパフォーマンスアート、特に張の「12㎡」の自虐的ぶり、
また悪ふざけとも、公序良俗違反ともいえる過激さ

には、度肝を抜かれた。
また、死体派といわれている孫 原・彭 禹
(スン・ユァン,ポン・ユゥ)も今回は「老人ホーム」という
完成度が高く、そこはかとないユーモアを感じさせる
作品が上記2人の作品のあとの口直しになっている
カタチの展示だ。
次回は、10月11日(土)14:00- ※申込不要
http://www.nact.jp/exhibition_special/2008/CHINA/index.html
---------------------------------------------(以下、引用)
アヴァンギャルド・チャイナ―〈中国当代美術〉二十年―
AVANT-GARDE CHINA: Twenty Years of Chinese Contemporary Art
2008年8月20日(水)-10月20日(月)
解説会
日時:9月15日(月・祝)、10月11日(土) いずれも14:00~15:00
会場:国立新美術館3階研修室
当館研究員が本展の内容を分かりやすくご紹介します
※聴講は無料ですが本展の観覧券が必要です
出品者紹介
黄 永砅 (ホアン・ヨンピン) 1954生まれ
王 広義 (ワン・グァンイー) 1957生まれ
張 培力 (ジャン・ペイリー) 1957生まれ
丁 乙 (ディン・イー) 1962生まれ
張 暁剛 (ジャン・シャオガン) 1958生まれ
方 力鈞 (ファン・リジュン) 1963生まれ
触覚小組(タクタイル・アート)
新刻度小組(シンカドゥ・グループ)
顧 徳新 (グ・ダーシン) 1962生まれ
馬 六明 (マ・リウミン) 1969生まれ
張 洹 (ジャン・ホアン) 1965生まれ
孫 原・彭 禹 (スン・ユァン,ポン・ユゥ) 1972生まれ / 1973生まれ
楊 振中 (ヤン・ジェンジョン) 1968生まれ
楊 福東(ヤン・フードン) 1971生まれ
曹 斐 (ツァオ・フェイ) 1978生まれ
徐 震(シュー・ジェン) 1977生まれ