「昔、年末・クリスマスの表参道のイルミネーションがキレイだった」
と懐かしそうに話される方がいます。
8年前に終わったものなのですが、よほどインパクトがあったか、
いい思い出があったのでしょうか。
それが、今冬に別の形で復活しました。
表参道Akarium です。歩道沿いに、高さ6mの四角柱が立ち並び、それが、
いろいろな色に変わります。テーマは、和の要素である行灯をモチーフに、
明治神宮までの参道を光で浮かび上がらせようというもの。

公式サイト
http://www.akarium.jp/
照明デザイナーは、面出薫(めんでかおる)さん。
(ハイスクール奇面組に出てきそうなお名前。失礼しました。)
その8年間の間には、神宮前交番の横の木を一本だけ、光ファイバーで
巻いて虹色の光を発光させたりしていました。
でも、やはり、街路樹一斉に光があふれる壮観さにはかなうわけもないわけです。
「光ファイバーなら、樹皮を痛めない」、「日中、太陽電池で貯めた電気で使う
のでecoだ」という理屈付けはされていましたが。

8日(祝日・月)の夜23時ころ歩道を歩いていたところ、撤去作業に
出くわしました。右上で電柱作業用車両のアームが伸びています。

この行灯の「芯」が、街灯だったことがわかります。そこへ、白い布を周りにかけていたのでした。
※追記:こちらの照明デザイン事務所ブログの写真がキレイです。
http://blog.livedoor.jp/sirius_lighting/archives/50859945.html