
先日、Jwaveを聞いていたら、こんなニュースがありました。
FBIが、アート作品の盗難トップテンを発表。
こちらのFBIのホームページをみると、10作品が紹介されています。
http://www.fbi.gov/page2/nov05/toptenart111505.htm
その中から、今年になって、盗品が戻ってきた、スウェーデン国宝の
ルノアールとレンブラントの絵のケースについてご紹介いたします。
原文はこちら
http://www.fbi.gov/hq/cid/arttheft/topten/sweden.htm
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◎盗難の日
2000年12月23日に、機関銃を振り回す3人の武装強盗が、ストックホルム
スウェーデン国立博物館から、3枚の絵画、ルノワールの「若いパリ市民」、「会話」
およびレンブラントの「自画像」を奪いました。
強盗は、市内の数ヶ所で、クルマのタイヤパンク魔や、自動車爆弾犯を雇い、
警察の注意をそらせるため戦術を使い、まんまと博物館の近くに停泊させていた
ボートで、逃げました。
◎捜査 (超抜粋)
組織犯罪特別対策本部の代理人および探偵は、コペンハーゲン市警察(CCP)、
デンマークの国家警察(DNP)およびストックホルム郡警察(SCP)を含む
海外への法執行(law enforcement overseas)を用いて仕事をして、
ロサンジェルスの特別対策本部、FBI、ICEおよびLASDの機関の間の共同の
国際法施行オペレーションの(略)成功(略)。
(略)ひみつのおとり捜査(略)
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と、まあ映画の世界並みの豪華メンバーそろい踏みで、高度な捜査がされている
感じがしました。この絵の総額は、4500万米ドル(約50億)。
映画「ダイハード」と合わせると、クリスマス時期を狙うというのは、組織犯罪業界の
定石なんでしょうか。