昨年、直島に旅行にいった際に、丸亀市の猪熊弦一郎美術館で行われている「やなぎみわ個展」のポスターが目に入りました。
[写真:それを目にしたと思われる岡山→宇野行きの電車内の、別の吊り広告]
直島→倉敷→宝塚でタカラズカ」の予定の変更して、そのまま四国にわたるのも面白いとおもいつつ、まぁいずれ見られるし、と思っていたのが、この展覧会でした。
丸亀で発表された作品と新作「寓話シリーズ」が、今回のおもなラインアップ。
今回の作品には、「ミニ・パオ(モンゴルのテント)」のようなものを被った女性
「砂女」というものが、モチーフに使われていたが、こちらに興味を惹かれた。
調べてみると、安部工房の小説に、「砂の女」、「箱男」というものがあり、とくに、
アタマからダンボール箱を被るという点では、直接的には、何かしら「箱男」が
影響をうけているのだそうだ。 でも、どちらの小説とも難解。
メルヘンちっくと怖さがあるものの、不快感を感じさせないところが立派。
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